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テーマ展「アルフレッド・コルトーと夢の島」開催について

更新日:2024年6月12日更新 印刷ページ表示

テーマ展「アルフレッド・コルトーと夢の島」

企画展チラシ画像

開催期間

 令和6年6月15日土曜日から令和6年9月17日火曜日まで

開催場所

 烏山民俗資料館 小展示室(ギャラリー01)

開館時間および休館日

〇開館時間
 午前9時から午後7時まで(ただし、入館は午後6時30分まで)

〇休館日について
年末年始:12月31日から1月3日まで
年末年始以外の展覧会開催中は休館日はございません。なお、開催中に施設内で展示替えをおこなう場合がございます。くわしくは当館ホームページでお知らせいたします。

入館料

 入館料は無料となります。

展示のみどころ

コルトー来日当時のコンサートパンフレットや川棚滞在時の画像、そして川棚でのコルトー顕彰活動を紹介します。

展示概要

 フランス人ピアニスト、アルフレッド・コルトー(1877-1962)。彼の演奏は多くの人々を魅了し、現在でも高い評価を得ています。1952(昭和27)年には来日し、日本各地でのコンサートは大成功を収めました。
 来日公演の旅程、川棚のホテルに宿泊したコルトーは、部屋の窓から見える島を気に入り購入したいと当時の川棚村長に願い出ます。村長はコルトーの島への永住を条件に譲渡を約束しました。これがコルトーの遺した「カワタナにある夢の島」のはじまりです。

 コルトーの死後、一度は忘れ去られた約束は別の形で果たされます。コルトーの設立したエコール・ノルマル音楽院で「カワタナにある夢の島」探しがはじまり、平成15(2003)年に川棚沖の厚島が「夢の島」と判明、これを契機に日仏交流がはじまり、平成20(2008)年に下関市とエコール・ノルマル音楽院がパートナーシップを締結。以降、コルトーの宿泊したホテル跡地に計画された川棚温泉交流センター「川棚の杜」大交流室にコルトーホールの名を頂き、そこでは川棚・コルトー音楽祭、コルトーを偲ぶ会など顕彰活動がおこなわれています。
 本展覧会は、コルトー来日公演、川棚滞在を当時の資料から振り返り、その際にコルトーの遺した約束と、その後のコルトー顕彰活動を伝えるテーマ展です。コルトーの命日6月15日からはじまる本展を通して、コルトーの夢の島の物語を改めて胸にとめていただけると幸いです。

主な展示品

アルフレッド・コルトー来日講演パンフレット、来日時の写真、
レコード等、約20点