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電気を使わない暮らし
更新日:2022年3月23日更新
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展示期間
令和4年3月19日(土曜日)から令和4年7月12日(火曜日)まで
場所
烏山民俗資料館 Gallery 02
展示概要
私たちの暮らしの中に電気が取り入れられ始めたのは、明治から大正期行灯やランプなどの室内灯を電灯へと変えたことから始まります。
それまでの行灯やランプに比べて、スイッチひとつで明かりが灯る電灯により、快適で便利な暮らしがはじまりました。その後、暮らしの快適さを求めて、さまざまな電気製品が開発され、昭和30年頃からは家庭内の電化が進み、調理道具や風呂焚きなど、さまざまな家庭内の動力が電気へと変化することとなりました。
電化製品の多くは、暮らしの快適さを求めた結果として誕生した生活用具ですが、私たちの暮らしの中には数十年前まで、電気を使わない暮らしが当然のようにありました。
本展覧会に出品する「電気を使わない生活用具」を見ると、確かにスイッチひとつとはいかない手間のかかる生活用具です。しかし、手間のかかる煩わしさを抜きにして、これらの用具の成り立ちや使用方法をみれば、積み重ねてきた暮らしの知恵、そして不便さを補うさまざまな発想に驚かされることでしょう。
主な展示資料
電気を使わない暮らしの用具 約60点