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企画展「草木を編む 自然環境と日常用具」開催について

更新日:2023年4月19日更新 印刷ページ表示

企画展「草木を編む 自然環境と日常用具」

草木を編むチラシ画像

開催期間

 令和5年4月22日土曜日から令和5年9月10日日曜日まで

開催場所

 烏山民俗資料館 大展示室(ギャラリー02)

開館時間および休館日

〇開館時間
 午前9時から午後7時まで(ただし、入館は午後6時30分まで)

〇休館日について
 展覧会開催中は休館日はございません。なお、開催中に展示替えをおこなう場合がございます。くわしくは当館ホームページでお知らせいたします。

入館料

 入館料は無料となります。

展示のみどころ

 おなじ用途の道具(たとえば背負いかご)であっても、使用される地域の自然環境や生活文化によって、異なる素材や異なる造形が生まれます。

 さまざまな地域で製作され、使用されてきた、おなじ用途の道具を集めて展示することで、多様な自然環境とそこから生まれた個性豊かな地域文化を感じることができます。

展示概要

 人類は、身近な自然環境に存在する草や木などの特徴を知り、素材として加工する技術を生み出すことで、これらを利用した日常用具を数多く生み出してきました。とりわけ、自然素材を「編む」という技術は、人類がもっとも早い段階で手に入れた技術のひとつといわれています。

 本展覧会は、当館の所蔵品の中から、さまざまな地域の「編む」技術によって製作された籠、箕、笠、履物などを出展します。

 これらの日常用具をみると、製作技術や使用目的を同じくする用具が各地に存在することがわかります。しかし、これらの日常用具は、製作される地域の自然環境や生活文化の相違により、利用される素材、生み出された造形は大きく異なり、数多くのバリエーションが存在していることに驚かされます。

近年、生物多様性の喪失に加え、文化多様性の喪失が大きな社会問題となっています。自然と人とのつながりが希薄になるとともに、人類にとってもっとも伝統的な技術のひとつである自然素材を「編む」という技術もまた、失われつつあります。

本展をご覧いただくことで、地域独自の生活用具の中にある、人と自然の調和を感じていただくとともに、自然環境と生活文化の多様性を学ぶための一助となれば幸いです。

主な展示物

 背負いかご(日本の背負いかご、東南アジアの背負いかご)、箕(日本と韓国、東南アジアの箕)、編み笠(日本と韓国、中国の笠)、はきもの(日本、韓国、台湾のわらじ、ぞうりなど)その他、東南アジア、日本のかご類など
展示点数、合計61点
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