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企画展「アルフレッド・コルトーと夢の島」開催について

更新日:2023年4月20日更新 印刷ページ表示

企画展「アルフレッド・コルトーと夢の島」

ポスター画像

開催期間

 令和5年4月29日土曜日から令和5年7月11日火曜日まで

開催場所

 烏山民俗資料館 小展示室(ギャラリー01)

開館時間および休館日

〇開館時間
 午前9時から午後7時まで(ただし、入館は午後6時30分まで)

〇休館日について
 展覧会開催中は休館日はございません。なお、開催中に展示替えをおこなう場合がございます。くわしくは当館ホームページでお知らせいたします。

入館料

 入館料は無料となります。

展示のみどころ

世界的ピアニスト、アルフレッド・コルトーは、1952年の来日公演の際、川棚のホテルに宿泊し、部屋の窓から見える厚島を譲って欲しいと川棚村長に願い出ました。コルトーの来日公演と川棚滞在、厚島(孤留島)の物語を紹介します。

また、1952年の来日当時の貴重なアルフレッド・コルトーのコンサートパンフレットやチケットなどを展示します。

展示概要

 フランス人ピアニスト、アルフレッド・コルトー。彼の演奏は多くの人々を魅了し、現在でも高い評価を得ています。1952年の来日公演では日本各地で大成功を収めました。
 来日公演の旅程、川棚のホテルに宿泊したコルトーは、部屋の窓から見える厚島を気に入り、購入したいと当時の川棚村長に願い出ます。村長はコルトーの島への永住を条件に厚島の譲渡を約束しました。これがコルトーの遺した「カワタナにある夢の島」のはじまりです。

 コルトーの死後、一度は忘れ去られた約束は別の形で果たされます。コルトーの設立したエコール・ノルマル音楽院で「カワタナにある夢の島」探しがはじまり、2003年に川棚沖の厚島が「夢の島」と判明、これを契機に日仏交流がはじまり、2008年に下関市とエコール・ノルマル音楽院がパートナーシップを締結。以降、コルトーの宿泊したホテル跡地に計画された川棚温泉交流センター「川棚の杜」大交流室にコルトーホールの名を頂き、そこでは川棚・コルトー音楽祭、コルトーを偲ぶ会など顕彰活動がおこなわれています。
 本展覧会は、川棚でのコルトー顕彰のきっかけとなった来日公演、川棚滞在を当時の資料から伝えるものです。コルトーの夢の島の物語を改めて胸にとめていただけると幸いです。

主な展示物

アルフレッド・コルトー来日当時のコンサートパンフレットやチケット、宿泊した川棚温泉のホテルの写真など、約25点