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「端午の節句行事 猿のぼりを知っていますか?」開催について

更新日:2023年5月30日更新 印刷ページ表示

「端午の節句行事 猿のぼりを知っていますか?」

開催趣旨

 かつて下関地域で端午の節句に鯉のぼりとともに揚げられた「猿のぼり」の屋外展示を旧暦端午の節句の季節に合わせておこないます。
 豊浦地域で「猿のぼり」が掲げられるのは実に数十年ぶりとなります。この機会にぜひ、風をはらみ、昇り降りする「猿のぼり」をご覧ください。
 なお、開催にあわせて「猿のぼり」についてのミニ講演会を実施いたします。
さるのぼり

開催期間

〇猿のぼり屋外展示 
 令和5年6月1日木曜日から令和5年6月5日月曜日まで
 時間 午前10時から午後4時まで
 ただし、雨天の場合は中止します。

〇猿のぼりミニ講演会
 日時 令和5年6月4日日曜日
 時間 14時~15時
 会場 川棚の杜 小交流室(カフェ孤留島)
 人数 20名程度(聴講無料・申し込み不要)
 講師 のぼり猿保存会代表 澤崎裕太

さるのぼり屋外展示場所

 川棚の杜 正面駐車場

猿のぼりとは?

 「猿のぼり」は、鯉のぼり、のぼり旗と同様に、日本各地で端午の節句に男子の成長を願う節句道具、猿人形。張り子製のもの、布製のものなど各種あります。
 下関地域の「猿のぼり」は、竹竿、旗、布製の猿人形を組み合わせ屋外に立てます。竹竿の先端にはのぼり旗を付け、旗の下に猿人形を吊るします。この際、猿人形の手足に竹や針金の輪を付け竹竿に通し、竹竿を立ててのぼり旗が風をはらむと猿人形が竹竿を昇ります。
 昭和40年代頃までは、下関市各地に残っていました。しかし現在、ほぼ見ることはできなくなっています。また、この猿のぼりも記憶に残る人も少なくなっている状況です。