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2019年度展示情報

更新日:2021年11月29日更新 印刷ページ表示

展示及びイベント情報(2019〜2020)

2020 2 February ・・・・・・Gallery 01

企画展チラシ画像の画像1

企画展
「アルフレッド・コルトーと夢の島」終了しました。

開催期間 令和2年2月22日(土曜日)から6月16日(火曜日)まで
観覧料 無料
場所 烏山民俗資料館 Gallery 01

展示概要

 フランス人ピアニスト、アルフレッド・コルトー。彼の演奏は多くの人々を魅了し、現在でも高い評価を得ています。昭和27(1952年)年には来日し、日本各地でのコンサートは大成功を収めました。
 来日公演の旅程、川棚のホテルに宿泊したコルトーは、部屋の窓から見える島を気に入り、購入したいと当時の川棚村長に願い出ます。村長はコルトーの島への永住を条件に譲渡を約束しました。これがコルトーの遺した「カワタナにある夢の島」のはじまりです。
 コルトーの死後、一度は忘れ去られた約束は別の形で果たされます。コルトーの設立したエコール・ノルマル音楽院で「カワタナにある夢の島」探しがはじまり、平成15(2003年)年に川棚沖の厚島が「夢の島」と判明、これを契機に日仏交流がはじまり、平成20(2008年)年に下関市とエコール・ノルマル音楽院がパートナーシップを締結。以降、コルトーの宿泊したホテル跡地に計画された川棚温泉交流センター「川棚の杜」大交流室にコルトーホールの名を頂き、そこでは川棚・コルトー音楽祭、コルトーを偲ぶ会など顕彰活動がおこなわれています。
 本展示会は、川棚でのコルトー顕彰のきっかけとなった来日公演、川棚滞在を当時の資料から伝える企画展です。川棚温泉交流センター「川棚の杜」開館10年となる本年、コルトーの夢の島の物語を改めて胸にとめていただけると幸いです。

展示点数

 約20点

2020 1 January ・・・・・・Gallery 02

企画展チラシ画像の画像2

カラスヤマコレクション展
「カラスヤマのひなまつり 2020」終了しました。

開催期間 令和2年1月25日(土曜日)から令和2年3月10日(火曜日)まで
観覧料 無料
場所 烏山民俗資料館 Gallery 02

展示概要

「ひなまつり」はかつて「桃の節句」あるいは「上巳の節句」と呼ばれた日本の伝統行事のひとつです。
 江戸幕府によって季節ごとの節句が正式な行事となり、日本全国で桃の節句(上巳の節句)が祝われるようになりました。
 江戸時代以降、節句行事は次第に庶民層へ、あるいは全国各地へと伝わりますが、当時の日本は貧富の差や流通の差が大きかったこともあり、その結果、それぞれの身分や地域色豊かな、特色ある雛人形や雛飾りが日本各地で誕生しました。
 本展覧会では、当館の所蔵品の中から日本各地の特色ある雛飾りやかつて雛祭りに飾られていた道具を出品しております。また子孫繁栄や金運の象徴とされる2020年の干支「子」もあわせて展示しております。庶民文化を収集する烏山民俗資料館ならではの「ひなまつり」をお楽しみいただけると幸いです。

展示点数

 約100点

2019 11 November ・・・・・・Gallery 01

企画展チラシ画像の画像3

企画展
「近代的徒歩旅行」終了しました。

開催期間 令和元年11月16日(土曜日)から令和2年2月18日(火曜日)まで
観覧料 無料
場所 烏山民俗資料館 Gallery 01

展示概要

「徒歩旅行」とは、戦前にハイキングを言い換えた言葉です。ハイキングは、産業革命による機械化・鉄道輸送などへのカウンターカルチャとして生まれた文化で、自然を楽しみ野山を歩くことを意味します。日本では昭和5年頃からハイキングという用語が使われはじめ、ハイキングブームが訪れていました。
 ところが昭和10年代初めになると、国際情勢の変化にともない、厚生省は鉄道省や文部省などとともに「ハイキング」を「徒歩旅行」と称し、青少年のレクリエーションと心身鍛錬を目的に、国内各地での「青年徒歩旅行」を強調しはじめます。「青年徒歩旅行」では、自然科学・情操教育・歴史信仰などの体験が重視されるようになり、従来の行楽志向のハイキングは質実剛健なものへと姿を変えました。
 本展では、下関駅を起点に企画されたパンフレット『ハイキングコースー下関中心』および、冊子『青年徒歩旅行』(ともに廣島鉄道局 昭和14年発行)を中心に、同時期の観光パンフレット・紀行文・古写真も併せて紹介します。
 鉄道駅を起終点として景勝地をめぐる歩行距離、交通事情、路線バスや渡船などの二次交通の利用、現在の交通網との違いにも注目していただけると幸いです。

コース名称

長府へ、秋穂巡り、秋吉台と秋芳洞、長門峡へ、石柱渓へ、青海島へ、龍宮の潮吹へ、油谷湾へ、附野薬師から角島へ、狗留孫山から川棚温泉へ

主な展示物

『ハイキングコース 下関中心』(廣島鉄道局 昭和14年発行)『青年徒歩旅行』(廣島鉄道局 昭和14年発行)『雑誌 徒歩旅行 五月号 第二巻七号』(昭和14年5月 全日本徒歩旅行連盟発行)など約30点

2019 10 October ・・・・・・Gallery 02

企画展チラシ画像の画像4

企画展
「生誕145年記念 湯浅倉平」終了しました。

開催期間 令和元年10月12日(土曜日)から令和2年1月19日(日曜日)まで
観覧料 無料
場所 烏山民俗資料館 Gallery 02

展示概要

成から令和へ時代の節目となった本年は、湯浅倉平生誕145年を迎えます。
湯浅倉平(1874-1940)は、山口県豊浦郡宇賀村(現 山口県下関市豊浦町宇賀)に誕生します。東京帝国大学を卒業後、明治31年(1898)、内務省に入省。地方官を経て内務省地方局長、岡山・静岡県知事、警保局長、大正5年(1916)に貴族院議員に勅選されます。大正12年(1923)、関東大震災発生直後に警視総監に任命され、混乱の中で被災者救護と東京の治安対策に奔走します。宮内大臣在任中に起きた昭和11年(1936)二・二六事件勃発の際は、反乱軍の鎮定を主張し、善後処理を適切に運んだことから、昭和天皇の厚い信任を得ることになります。反乱軍に殺害された斎藤実の後任として内大臣に就任。天皇の側近として執務を補佐し、内閣交代の際には次期首相候補者を選定し天皇に奏請する重職を全うしました。
本展では、官僚、政治家として活躍した湯浅倉平の67年の生涯を、ゆかりの資料とともに振り返ります。湯浅の事績と謹厳実直な人柄、湯浅をふるさとの誇りとして慕う宇賀村の人たちの姿を紹介いたします。
ふるさとを愛し、昭和の激動期に日本の行く末を案じた湯浅倉平の思いに触れていただけたら幸いです。

主な展示物

湯浅倉平が宮内大臣、内大臣在任時に着用した宮内高等官供奉服、フロックコート、シルクハット、恩賜竿、勲一等旭日桐花大綬章、大礼使徽章、紋付羽織など47点

2019 7 July ・・・・・・Gallery 02

企画展チラシ画像の画像5

企画展
「電気を使わない暮らし」終了しました。

開催期間 令和元年7月13日(土曜日)から10月8日(火曜日)まで
観覧料 無料
場所 烏山民俗資料館 Gallery 02

展示概要

わたしたちの暮らしの中に電気が取り入れられはじめたのは、明治から大正期頃に室内灯をランプや行灯から電灯へと変えたことから始まります。
それまでの行灯やランプに比べて、スイッチひとつで明かりが灯る電灯により、便利で快適な暮らしがはじまりました。
その後、暮らしの快適さを求めて、さまざまな電気製品が開発され、昭和30年頃からは家庭内の電化が進み、調理器具や風呂焚きなど、さまざまな家庭用品が電力へと変化することとなりました。
電化製品の多くは、暮らしの快適さを求めた結果として誕生した生活用具ですが、わたしたちの暮らしの中には数十年前まで、電気を使わない暮らしが当然のようにありました。
本展覧会に出品する「電気を使わない生活用具」を見ると、確かにスイッチひとつとはいかない手間のかかる生活用具です。しかし、手間のかかる煩わしさを抜きにして、これらの用具の成り立ちや使用方法をみれば、積み重ねてきた暮らしの知恵、そして不便さを補うさまざまな発想に驚かされることでしょう。

主な展示物

氷冷蔵庫(氷箱)、手動式洗濯器、手動式扇風機、手回しミシン、ゼンマイ式自動ハエ取り器、炭火アイロン、炭火コタツ、寝炉、ロウソク式懐中電灯(龕灯)、有明行灯、ガリ版印刷機など約50点

2019 6 June ・・・・・・Gallery 01

企画展チラシ画像の画像6

企画展
「三恵寺遊山 川棚温泉 近代の湯治旅」終了しました。

開催期間 令和元年6月22日(土曜日)から11月10日(日曜日)まで
観覧料 無料
場所 烏山民俗資料館 Gallery 01

展示概要

本展覧会は、江戸時代から湯治場として栄えた川棚温泉は、どのようにして近代化をとげたのか。川棚温泉開基三恵寺の様相の変化を中心に、温泉観光の近代化を紹介する展示会です。
主な展示資料は、近代の観光パンフレット、絵葉書、旧版地形図です。当時の関門地域の盛況、下関の奥座敷川棚温泉とその周辺の名所旧蹟、交通網の発展などを紹介します。
なかでも温泉開基三恵寺は、応永年間(1394-1428)に温泉採掘をおこなった怡雲和尚の霊場としてしられ、江戸時代には病気平癒を願う湯治客の参詣が多く、近代には庶民の行楽意識の高まりから、地元住民を施主や世話人とした古蹟の再興、古蹟観光の石碑建立などがおこなわれています。
当館所蔵の絵葉書に使用された古写真、川棚温泉から三恵寺境内の石碑文などから、近世から近代に移り変わる川棚温泉観光の様相の一端を紐解きます。

主な展示品

明治・大正・昭和初期の絵葉書(原本/複写)、大正・昭和初期の観光パンフレット、大日本名所図録(復刻)、下関・安岡・川棚温泉・小串二万五千分の一旧版地形図(大正14年発行/復刻)、北浦乗合馬車運賃表、懐中時計など約50点

2019 4 April ・・・・・・Gallery 01

企画展チラシ画像の画像7

カラスヤマコレクション(所蔵品)展
「カラスヤマの端午の節句」終了しました。

開催期間 平成31年4月20日(土曜日)から6月18日(火曜日)まで
観覧料 無料
場所 烏山民俗資料館 Gallery 01

展示概要

「カラスヤマの端午の節句展」は、烏山民俗資料館で所蔵されている「端午の節句」に関連する資料を数ある収蔵品の中から厳選し公開するものです。
 ご存じのように、「端午の節句」は男児の誕生と健やかなる成長を祈るまつりとして、さまざまな唱歌にも登場し親しまれてきた日本の代表的な伝統行事です。
 しかし、これらの節句のシンボルである鯉のぼりや武者人形などが、いつの時代になぜ生まれたのか、その歴史は意外に知られておりません。
 本所蔵品展では、烏山民俗資料館の幅広い所蔵品をご覧いただくとともに、端午の節句の成り立ちと、それぞれの時代やさまざまな地域の人々の節句行事に込めた思いに触れていただくことを目的として開催するものです。

主な展示品

押し絵玩具屈原、琉球玩具ハーリー船、中国玩具布老虎、堤土人形 しし乗り金太郎、起し土人形 豊臣秀吉、出雲張子虎、五月絵(天神様、神功皇后と武内宿禰)、江戸日本橋十軒店の端午の節句の風景「Le tour du monde」(1860〜1914)※原誌切抜 など約35点

2019〜2020 Exhibition Program 平成31年度年間展示予定表

企画展チラシ画像の画像8

【平成31年度(令和元年) 下関市烏山民俗資料館年間展示予定表】終了しました。

平成31年度(平成31年4月から令和2年3月末)の年間展示予定表です。
平成31年4月以降、年間の展示計画については左記をご覧ください。
※新しいウィンドウでPDFファイルが開きます。
なお、展示内容及び展示期間については、変更することがございます。
詳しくは、展覧会開催期日前に更新される展示情報をご覧ください。
また、PDF版のダウンロードは下記からお願いします。
平成31年度年間展示予定表[PDFファイル/379KB]

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